コラム

競馬と税金

競馬の儲けというものには、税金がかかるのかということは、誰しも考えたことがあるのではないでしょうか。

実は競馬の儲けには税金がかかってしまいます。

競馬の儲けは「一時所得」に分類され、所得税と住民税の対象になります。

これは競馬だけでなく、競輪、競艇、オートレースなどについても同じです。

このことを当たり前のように知っていらっしゃる方も多いでしょうが、実際には「うそでしょ?」と知らない方も半分程度はいるでしょう。

しかし、この「一時所得」には、「50万円の控除」が設定されています。

(払戻金-当たり馬券の購入費用-50万円)×1/2

この計算式のように、払戻金から馬券の購入費用と50万円を差し引くので、1年間の競馬の儲けが50万円に満たない人は、納税の必要がないということですね。

また、差し引くことができる「当たり馬券の購入費用」には、はずれ馬券は含まれません。

そのうえ1枚の馬券で複数購入しても的中分の金額だけが対象となりますので、年間の競馬収支が赤字なのに、1レースで大きく勝つことで課税される可能性も出てくるという、ちょっと不思議な税の仕組みですね。

もし競馬で大金を手に入れて、それで家を建てようものなら…、ものすごい額の税が徴収されるというわけです。

三連複馬券

「三連複馬券」とは、三連複と呼ばれることが多く、1・2・3着に入る馬の馬番号を当てる勝ち馬投票券のことです。

三連複の場合は、1着から3着に入る馬の入着順は関係ないのがいいところですね。

まず、1・2・3着に来ると思う馬3頭を指定します。

例えば、三連複で2-4-7いう馬券を買ったとしたら、レースの結果が

「1着2番 - 2着4番 - 着7番」

という結果になればもちろん当たりです。

他にも、

「1着4番 - 2着7番 - 3着2番」

でも当たり、

「1着7番 - 2着2番 - 3着4番」

という組み合わせでも当たりとなります。

つまり、馬の着順に関係なく、1着-3着に入賞する馬を当てれば良いというものです。

順番は関係ないので、たまに的中することもありますが、馬番連勝複式と比較した時に、それの半分の確率さえも当たらないかもしれません。

しかし、その分配当も高く少し穴馬が飛び込むだけで万馬券になってしまうというミラクルの可能性もあるこの「三連複」。

うまく転べば、配当金額も他の馬券種に比べかなり高いので遊びの気持ちを持ちながらも、かなりおいしい馬券種といえるでしょう。

騎手の帽子の色

先日飛行機の搭乗を待っている間、競馬中継があったので見ていました。

近くに座っていた男の子がお父さんに

「帽子の色はどうやって決めるの?」

と聞いていました。

おそらく騎手が被っている帽子の色のことでしょう。

聞かれた父親も

「どうだろうねぇ。くじかな…」

との返事。

競馬に興味がないということは、こういうものなんですね…。

帽子の色はくじではありません!

レースに出走する馬が9頭以上いる場合、1頭の馬に対して「枠番号」と「馬番号」がつけられます。

「馬番号」は馬の鞍に張ってある番号で1頭ずつつけられます。

「枠番号」は8枠までしかないので1つの番号に2頭入ることも。

ですから「枠番号」と「馬番号」が一致しない馬もいるというわけです。

馬に乗る騎手の帽子の色が「枠番号」を表すのですが、枠の色はもともと以下のように決まっています。

1枠=白、2枠=黒、3枠=赤、4枠=青、5枠=黄、6枠=緑、7枠=橙、8枠=桃。

もし8頭以下の場合は、枠番号だけしかつきませんから。8頭以下のレースでは馬連馬券は買えないということになりますね。

競馬ファンの方は、枠番号とその色は完全に頭の中に入っています。

競馬初心者の方も、ぜひぜひ色と枠番号を覚えて、レース観戦を楽しんでください。


ギャンブル依存症

アルコール依存症、たばこ依存症などと同じように、ギャンブル依存症というものもあります。

ギャンブル依存症は病気の一つ。

しかも、進行性の病気と言えるでしょう。

依存症になる背景には、幼いころのお菓子のおもちゃ、カードなどから始まり、ゲームセンターでのゲーム、ゲームスロットなどがあります。

そういった背景を持っていた人が、ギャンブルを始めて「ビギナーズラック」で大金を手にしてしまうことが、ギャンブル依存症になるのに一番多いきっかけなのです。

最初は、趣味・気晴らしだったものが、だんだんと頻度が高くなり、借金までしてでもギャンブルをするようになる症状で、しだいに心身をコントロールできなくなるほどギャンプル中心の生活を送ってしまうようになります。

楽しかったはずのギャンブルが病気へとなってしまったら、元も子もないですよね。

精神的な病は、根本から解決しなければいけません。

"勝ち"を求めて借金を膨らますのは、すでに治療が必要な状態といえるでしょう。

ギャンブルの負けを病気になってまで、なんとしてでも取り返す、それは無謀な考え方です。

それに気がつかない人、あなたの周りにもいませんか?


宝くじはギャンブルか

誰もが一攫千金を夢見る「宝くじ」。

きっと一度は購入した経験があるでしょう。

そもそもこの宝くじはギャンブルなのでしょうか。

宝くじはあまりギャンブルとしてとらえられていないかもしれませんが、仕組みから見ればれっきとしたギャンブルです。

ただ、還元率は驚くほど低いんですけどね。

宝くじの還元率は、全体から集まったお金の総額のうち48%が購入者へ分配されるという決まりがあります。

つまり、残りの52%は宝くじ協会の利益や経費になっているというわけです。

300円の宝くじを1枚購入したとしましょう。

この300円の宝くじを、還元率にあてはめてみると、宝くじを購入した瞬間に156円失っていることになるのです。

宝くじは高額当選がウリなのでつい見逃しがちなのですが、基本的には絶対に損をする仕組みになっているのです。

このような損なギャンブルなのに、なぜみんなこぞって買うのか…。

やはりそれは、夢を追い求めたいからですよね。

宝くじの収益の一部は寄付に回され、社会の為に使われますし、なによりも夢があります。

夢の持ちにくい時代に、庶民に夢を与えるツール。

それが宝くじなのでしょう。

地方競馬とは

日本の競馬は中央競馬(JRA)と地方競馬という2つの形態で行われています。

そのうち、地方競馬とはどのようなものなのでしょうか?

地方競馬を運営しているのは地方自治体であり、それぞれ独自に運営されているものです。

都道府県及び指定市町村が運営しており、その内容は「競馬の実施」「馬券の販売」「施設管理」「場内整備」などです。

地方競馬が「公営競馬」と呼ばれているのはそのためです。

JRAと共用している札幌、中京を含めて全国約30ヶ所の競馬場でレースが開催されています。

そのほとんどがダートコースで、JRAと重ならないように平日に行われ、1開催5-6日間が一般的です。

それぞれの地方競馬は、地方競馬全国協会(NAR)のもとに協力関係にありますがJRAとは主催者が違います。

なので今までは地方所属の馬や騎手がJRAレースに出ることやその逆のケースも原則として認められていませんでしたが、最近は交流が活発になってきており、それぞれの馬や騎手が出走できるレースが設けられています。

地方に在籍しながらJRA重賞レースに勝った馬もいますし、JRAに在籍しながら地方競馬での交流レースを勝ち続けた馬もいます。

騎手でも地方からJRAに参戦して活躍している人もいらっしゃいます。

ナイター競馬

地方競馬では、夜間でも競馬を楽しんでもらえるように、ナイター競馬を実施しています。

昭和61年に日本で初めてのナイター競馬が東京の大井競馬場で実施されて以来、ナイター競馬は人気を集めています。

会社帰りのサラリーマンやOLの人たちなどであふれ、大井競馬場では「トゥインクルレース」の愛称でずっと親しまれてきています。

また北海道の旭川競馬場(現在は廃止)は平成6年から、川崎競馬場では平成7年からナイター競馬をスタートさせました。

川崎競馬では「スパーキングナイター」と銘打って、たくさんの人を集めています。

また平成19年にはばんえい帯広競馬場でもナイター競馬が始まりました。

ナイター競馬が始まった背景には、地方競馬が抱える「集客の問題」にありました。

中央競馬と重ならないように平日に開催している地方競馬ですが、平日昼間の開催では観客層が限られてしまいます。

そこで夕方以降に競走を行うことで、サラリーマンなどの集客を見込んだということです。

ただ、夜間に開催することから周辺地域への影響が大きいというデメリットもあり、開催したくてもできない競馬場もあります。

カクテル光線に映える競走馬や競馬場の美しさはとても人気を集めているので、地方競馬のこれからが期待できます。

地方競馬の競争の種類

中央競馬(JRA)の場合は、1周1,000メートル以上の平地走路でスタートからゴールまでのスピードを競う競争がほとんどです。

(一部に障害競走があります。)

地方競馬の場合、中央競馬と同じような「平地競走」と、「ばんえい競走」というものがあります。

平地競走は1周1,000メートル以上の走路でスタートからゴールまでのスピードを競うもので、中央競馬と同じです。

ただし、中央競馬が芝コースとダートコース、両方を使用するのに対して、地方競馬ではダートコース中心となっています。

走る馬はサラブレッド系とアラブ系の2種類の馬がいます。

それに対して「ばんえい競走」とは、我が国で生まれた独自の競走で、主に北海道の帯広競馬場で行われているものです。

以前、ムツゴロウさんが出走したことでも有名になりましたね。

およそ1トンもある重種馬(サラブレッド・アラブ系は軽種馬と呼ばれています。)が、重い鉄製のそりを引いて、

2つの障害(台形状の小さな山)のある200メートルの直線セパレート走路で、速さを競うものです。

重いそりを引っ張るパワーと、他の馬よりも早くゴールするスピードが要求される、馬にとっても過酷なレースです。

着順の決まり方ですが、平地競走では、競走馬の鼻の先端がゴールに到着した順位により着順を判定します。

反対にばんえい競走の場合は、そりの一番後ろがゴールに到着した順位により着順を判定します。

地方競馬の騎手になるには?

日本において競馬の騎手になるためには騎手免許が必要です。

そしてこれは中央競馬(JRA)と地方競馬では別々の免許になります。

地方競馬の場合、地方競馬全国協会が発行しており、有効期限は1年間、続けて騎乗する場合には、1年ごとの更新が必要になります。

地方競馬の中でも、平地競走とばんえい競走では別々の免許が必要になります。

地方競馬には現在はフリー制度はなく、いずれかの競馬場の厩舎に所属することになります。

騎手を目指す人は、一般的には地方競馬全国協会の「地方競馬教養センター」に入所し、2年間の騎乗訓練や専門学の講習を受けた後に免許試験を受けます。

地方競馬教養センターは年に1回騎手候補生を募集しています。

入所試験は学科試験と運動機能検査などが行われます。

また地方競馬の調教師になるためには地方競馬全国協会が実施する調教師免許試験を受験して免許を取得し、厩舎を開業します。

受験資格は28歳以上、受験科目は競馬法規、馬学などの学科試験と乗馬の技術試験などです。

一般的には騎手や厩務員として競馬場で経験を積んでから調教師試験を受けます。

また騎手と調教師の免許は同時に取得することは出来ません。

つまり自分の調教した馬で自分が競走に出ることは不可能、ということになります。

交流競走

交流競走とは、所属に関係なく他地区や中央競馬の競走馬や騎手が対戦するレースのことを言います。

ファンからの人気も高く、積極的に推進されています。

以前は実を現しなかった中央競馬との交流重賞競走は「交流元年」といわれる1995年(平成7年)以降、飛躍的にそのレース数を増やしており、

今ではダートの全日本チャンピオンを選定する競走体系として、我が国の競馬や精算において重要な位置づけがなされているほどになりました。

1996年にダート重賞競走の体系化、格付けを行う「ダート競走格付け委員会」か設置され、その後2008年に「日本グレード格付け管理委員会」となり、格付けが実施されています。

また、ダートグレード競走以外にも、地方競馬内での交流競走も実施されています。

これには全国を対象とした全国交流競走、北日本や西日本などの広域交流競走、特定の競馬場間ブロック内での交流競走などがあります。

また、中央競馬との交流競走には、特定の競馬場と中央競馬の条件クラスの馬が対戦する交流競走(条件交流競走)も各地で実施されています。

競走馬だけではなく、騎手の交流競走もファンに強くアピールするもののひとつです。

地方競馬の騎手はいつもはそれぞれ所属する競馬場や地区のレースで騎乗していますが、交流競走の増加によってますます活躍の場を拡げつつあります。

地方競馬と中央競馬の騎手を集めて実施する騎手招待競走も各地で盛んに行われており、ファンの人気を集めています。


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